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仕事への想い・提供サービスについて

【仕事への想い】

  • 課題解決プロセスを“共創”したい。

ひとつひとつの課題の意味について熟考し、その解決もしくは改善・移転、あるいは前提条件そのものの変更によるパラダイム転換に至るプロセスを依頼者とともに描き、その実践を通した学びと成長の旨味を引き出します

  • 課題解決の主役を奪わない。

より踏み込んだ言い方をするならば、奪ってはならないと考えています。その課題解決の場に自らが担い手として入る場合、つまり経営陣の一人として加わる場合は別として、本来、外部からの支援者は、依頼者自身の熟考・決断・試行錯誤の実践を阻害してはなりません。そこに依頼者にとって最高の旨味とも言える『成長』の場が含まれるのですから。依頼者自身が考えることを止め、自らに依存してしまう状態をつくってしまうことは外部支援者の禁じ手だと、神崎は考えます。

  • 緻密で美しく、凄そうに見える結論より、泥臭く粗削りな仮説を探るプロセスを大事にしたい。

一部の手慣れたコンサルタントは、クライアントから情報をもらい、それを洗練されたフレームワークに落とし込み、明瞭で凄そうに見える提言書やレポートを作成し、上手なプレゼンテーションを経て「仕事の納品」というスタイルをとることがあります。クライアントも「形になった」と喜ぶかもしれません。しかしながら、その納品した提言やレポートそのものは殆ど力を持たないことが少なくありません。コンサルタントもそのことをわかっています。

そこには、いくつもの理由があります。例えば、明瞭であるということは、鋭い論理構成を実現するために細部の情報を削ぎ落し、単純化していることを意味します。また、迷い、戸惑うことになる矛盾した選択肢の存在も無視している場合があります。しかしながら、実務・実戦の場ではその削ぎ落し、無視したものの中に鍵を握る大事なことが含まれています。それを無視した成果物など、何の役にも立たないことは自明の理と言えるでしょう。

神崎は「緻密で美しく、凄そうに見える(けれども役には立たない)結論」づくりに注力することに警鐘を鳴らす立場です。むしろ、緻密さには欠け、泥臭くて粗削りであったとしても、それが当事者にとってリアリティある仮説として言葉化されているのであれば、そこに実効性が生まれると考えます。そして、仮説を生み出すプロセスそのものが現場に臨む当事者自身に『成長』をもたらし、その後の試行錯誤の繰り返しが付加価値を生み出していくはずです。そのプロセスづくりを大事にしています。

【提供サービス】

新規でのご相談は、「お問い合わせ」ページよりお問い合わせください。単発での相談対応、何らかの課題解決プロジェクトへの参画、顧問としてのサポート等、状況と要望を伺った上で検討・すり合わせを行わせていただきます。

1. 経営・キャリアにかかわる相談対応・面談・助言(単発形式)

予め相談内容をメール等でお伺いし、日時・場所を調整したうえで神崎による相談対応・助言の場を持たせていただきます。神崎のカバー領域は経営・キャリア全般に渡りますが、自分以上に適切な対応をできる専門家が想定できた場合にはその旨をお伝えしたり、紹介させていただく場合もございます。また、どんな人に、何を、どのように相談するべきか?という『前捌き』としての相談に来られる方もいらっしゃいます。なお、面談場所は、岡山市内の一般社団法人軍師アカデミー本部オフィスを用いることが一般的ですが、遠隔地の方にはオンライン(zoom対応)も行っています。

報酬例)1回当たり3万円+消費税(軍師アカデミーオフィスに来社いただき、2時間程度までの面談形式をとった場合。オンライン対応の場合も同様)。神崎自身が依頼者のもとに移動する場合、あるいは面談以外の各種フォローが伴う場合には、その時間、実費等を加味して見積りいたします。

2. 各種課題解決への伴走型支援

事業承継期はもちろん、時代の変わり目で取り組むべき経営再構築や事業ドメインの再定義、その前提となる企業理念・経営理念の作成と浸透、後継者育成や幹部養成、自律的な職場づくり、チームビルディング等々、経営にかかわるさまざまな課題解決に神崎が伴走し、サポートいたします。

支援の形態は状況次第で変わるため、まずは前述1の形式にて状況をお伺いしつつ、いつまでに何をどのように進めるべきか、進めるべきではないかという検討から開始することが得策かもしれません。「このように進めます」という枠組みが決まってからの打診の場合、その多くは「枠組みを決める前に相談されていればもっとやりやすかった」なりますので。

報酬については内容・形式で大きく変わりますので、全体設計の中で見積りさせていただきます。最初は前述1の形式を何度か繰り返させていただくのがお互いにとって効率的ではないかと思われます。

なお、コンペ形式をとられる場合、神崎はそこに参加するケースは皆無です。内容・費用等を個別に相談しながら詰めていくプロセスを踏む部分については丁寧に行わせていただきますが、コンペ形式の持つ矛盾についてコンサルタント側の事情を知る立場としては(企業に)推奨できないというスタンスです。

3.後継者及び企業内軍師育成への支援

軍師アカデミーの軍師養成メソッドにより、後継者や企業内軍師の成長をサポートします

タイミングが合えば、対象者に神崎が講師を務める一般社団法人軍師アカデミー主催「軍師アカデミー講座」を受講していただきながらのサポートも効率的です。

単なるスキル獲得ではなく、軍師たるマインドと見識、そして行動を培う歩みを支えます。自分と向き合い、自社と向き合い、主体者たる自分を培うために『強い経営』と『豊かなキャリア(人生)』を実現するための独自メソッドで成長を支援します。

軍師アカデミー講座の開講時期とタイミングが合わない場合には、神崎による個別支援となります。

報酬例)軍師アカデミー講座自体は一人72万円(税込 神崎による紹介価格 2025年時点)の受講料設定となっています。その受講料に加えて同時並行のサポート費用が付加されます。ただし、約7か月の講座期間中、個別訪問等の頻度が減る場合にはそれを加味した金額設定として組ませていただきます。

4. 総合的・継続的な軍師流支援(いわゆる“経営顧問”)

継続を前提として長くお付き合いをしていく支援形態です。

若き日の実務家としてのキャリア、自ら軍師養成事業を立ち上げてきた事業創出におけるキャリア、業種業態を問わずさまざまな経営者・後継者を支援してきた軍師としてのキャリア、多方面に渡る信頼できる人的ネットワークを併せ持つ神崎ならでは支援です。神崎が持つ多様な「引き出し」を総合的に活かす、最も汎用性の高いカタチと言えます。

要するに、“神崎を自分(自社)の軍師にする”ということです。

例えば、経営者・後継者・幹部の皆さんと定期的にミーティングを行い、経営課題の確認、目標設定、状況確認や進捗確認、発生している諸問題について議論を交わしながらともに考え、悩み、何とかしていくためのサポートを行います。

時間経過とともに阿吽の呼吸で取り組めることが増え、お互いの生産性が高まっていく効果的な支援形態となりますが、お互いの信頼関係に根差したものとなります。まずは、前述1~3のどれかに該当する形式をとっていただき、信頼関係を確かめ合った上で選択するべきカタチだと考えています。

報酬例)月1~2回のミーティング+メールでの日常的な相談対応の場合 月額10万(税別)~。移動を含む拘束時間、契約期間設定により顧問料は変動します。

5.研修セミナー・講演の講師

さまざまなテーマ、形態での実施が可能です。神崎はかつて全国で開催された経営支援・人材育成事業において当該年度の受講者満足度全国1位になるなど、講師としてのキャリアも豊富に積んできました。また、これまで500名超の軍師を輩出してきた『軍師アカデミー講座』をゼロから企画立案し、立ち上げ、今も全てのテーマで講師を務めています。

講演につきましては、神崎自身がメッセージ性を含めてお伝えできるテーマ・対象者の場合にお引き受けしています。経営、キャリアにかかわるものが対象となりますが、若干の向き・不向きもございますので気軽にご相談ください。

研修につきましては、神崎が特に得意とするのは、会場全体で意見交換や議論を交わし、頭を動かしていく中で学びを掘り下げていくアクティブな学びの場です。レベル設定は自由自在です。

ただし、法律や公的制度等の情報をわかりやすく説明して欲しいといった要望にお応えするのは難しいと考えていますそこは神崎の領域とは言い難いことが大半です。

経営やビジネス、キャリアの本質と向き合い、役立つ力を磨くための場づくりであれば、軍師アカデミーも含めて多くの学びの場を生み出し、自身もビジネススクール(MBA)で学んだ経験を持つ神崎のスキルがドンピシャで当てはまります。

また、MBTI認定ユーザーとして、自己理解・他者理解・チームビルディングを目指したフィードバックを行うことも可能です。

報酬例)1日(1回):15~40万円程度(税別、交通費別途)~ テーマ、移動距離、拘束時間、実施時期によって変わります。また、同じ内容を複数拠点で複数回実施する場合には、準備時間を効率化できるため若干のディスカウントが可能です。予算制約がある場合などは、遠慮なく最初からご提示・相談ください。

以上、参考まで。

神崎はひとつの案件に相当のパワーを投入するスタイルで仕事をします。同時にお引き受けできる件数には限界があります。

そのあたりの事情は時期によって変化しますので、まずはお問い合わせページよりご連絡ください。

2025年9月29日 充実の知恵工房により一部修正・追記