予め伝えておくこと
自分と周囲の環境を上手にすり合わせし、お互いに気持ちよく付き合っていくために有効なこと。その1つとして、可能な範囲で自分が大切にしていることや我慢できないことなどを予め伝えておくという策があります。
「ああ、あの人は〇〇だからね」と、わかっていさえすれば、それを避けることもできるという場面は少なくないですよね。そのために、普段から自己開示し、関係性が強い人たちの中では「常識」としておけるといいね!という話です。
例えば、私はタバコが強烈に苦手です。好き嫌いというレベルではなく、煙や匂いに含まれる何かの成分に対して弱い体質なのかもしれません。過去には、煙漂う飲み会後に強烈な頭痛や吐き気に襲われ、一晩中、唸ったこともあります。
ここまでの反応を示すのは、私個人の体質に問題があるのかもしれません。ただ、そんな私が喫煙OKの空間に入ると、まともに呼吸できず、咳き込むことにもなり、周囲に多大な迷惑をかけてしまいます。悪意なく、気分良くタバコを片手に語り掛けてくださる方がいた場合、私の方は呼吸するのにも一苦労で話など耳に入ってこないという状態となり、失礼な反応になってしまう可能性大です。実際、そういうことは何度も経験しています。
以前は、何とか自分が耐えることでそういう場を乗り切っていました。でも、今は少しスタンスを変えました。
私はタバコがものすごく苦手なんだ!ということを、周囲に知ってもらうよう、普段から「広報」しています(笑)。それを知っている人からは私の身に危険が及ぶような場には誘われなくなりますし、お互いに気まずい思いをしなくて済みますから。
それができない状況で懇親会等に(仕事の流れで)誘われた場合、行先やメンバーを踏まえて「これはまずいぞ」と判断した時点で丁重にお断りするようにしています。お互いに楽しくなくて逆効果ですからね。特に、私は体が資本の仕事をしていて、自分自身のパフォーマンスを下げるような場を避けることは職業人としての責任でもありますから。
タバコについては、世の中の風潮として感情論のぶつかり合いになりやすい話です。正直なところ、個人的には世の中から無くなってくれるとありがたいと思います。自分が被ることだけでなく、大切な仲間や友人たちの健康のためにも・・・。実際、親しかった方の何名かはヘビースモーカーで肺を痛め、早くにお亡くなりになったりもしました。ただ、現状、法律上は認められている以上、そんな単純な話でもありません。
であれば、自分にできることの1つとして、予め「自分はダメなんだ」と伝えておき、自分への被害を最小限にとどめ、そのことによる気まずさの発生を防ぐことくらいは普段から行っておきたいなと思います。
そんな意味も込めて本日の投稿でした♪