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2019-01-18

一瞬の重み

昨日で阪神淡路大震災から24年。何の前触れもなく訪れる天災により、多くの人命が失われ、生活の全てが激変してしまった一瞬の出来事。人の無力さ、地球の残酷さを突き付けられた大災害でした。

私が親しくしている友人・知人たちの中には、現地で被災した人、あるいは私自身もそうでしたが近い友人や身内が巻き込まれたという人が少なくありません。

当時、何らかの形で身近に震災を感じざるを得なかった人たちには、心の中で「自分が生かされている」ということの重みを感じ、折に触れてその重みを噛みしめている人が多いような気がします。私と近い世代で起業したり、独立して頑張っている人と「何で会社を辞めたの?リスクテークしたの?」という話題になったとき、「(自分は)生かされているのだから」という感覚が行動の原点にある人は珍しくないと感じます。

とはいえ、こういうことはあまり口にすると力を失う面があります。軽くなるというか・・・。何より、思い出すと辛いことも多い。したがって、ほとんどの方は、普段は胸に秘めておき、命、人生、今こうしている瞬間の時間の重みを忘れないための重心の1つとして大切にされているのだと思います。

この一瞬を大切に。一瞬の怖さを知り、価値を知り、重みを感じながら今日も当たり前の日常へ。仕事をしていると悩ましいことの連続ですが、そんなことはたいしたことではないと感じますね。頑張ります♪

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