「軍師」とは?(私たちの定義)
「軍師」を名乗り、「軍師」を輩出する場を設け、「軍師」仲間たちと切磋琢磨しながら生きていく。
「軍師」は、今では私のキャリアの中核に欠かせない言葉となりました。今でも初対面の方と名刺交換すると、多くの方が「軍師って何ですか?」聞いてこられます。(今では「あの軍師アカデミーですか」と言っていただけることもあるのですが・・・かつては、本当に「何者?」という反応でした。苦笑)
改めて・・・「軍師」とは?
実は、軍師アカデミーでは、自らが名乗る「軍師」という言葉に独自の意味を加えています。単なる「軍師」ではなく、軍師アカデミーが目指す「軍師」には独自の意味づけを行っているのです。
(以下、軍師アカデミーホームページより引用)
私たちは自らの未来を切り開く過程でさまざまな困難、簡単には超えられない壁にぶつかります。自分の知識・経験だけでは太刀打ちできない壁、自分の非力さをつきつけてくるかのように非情な現実を目の前にしたとき、私たちの心は折れそうになることも珍しくありません。
そんなとき、自分の成功を願い、可能性を信じながら、ともに考え、助言し、時にはともに動き、時にはじっと見守りながら歩んでくれる存在がいたとしたらいかがでしょうか?
私たちは、そんな存在を「軍師」と表現します。
いかがでしょうか? 時代小説に出てくる「軍師」とはニュアンスが異なるのではないでしょうか。
そして、「軍師」という言葉にこのニュアンスを加えたとき、実はほぼ全ての方に「軍師」としての役割が期待される瞬間があることに気づきます。例えば・・・
- 仕事人としてクライアント等を支え、寄り添い、「軍師」として歩む。
- ともに歩む同志としての職場の同僚、上司、部下を支え、寄り添い、「軍師」として歩む。
- 経営者として従業員を支え、彼ら・彼女らを支え、寄り添い、「軍師」として歩む。
- 家族人として、大切な家族を支え、寄り添い、「軍師」として歩む。
- 大切な友人・知人を支え、寄り添い、「軍師」として歩む。・・・etc.
おそらく、多くの方にとって、そんな自分が求められる瞬間が日常の中にあるのではないでしょうか?
私の日常の中にはそんな場面が無数に存在します。そのとき、自分が果たすべき役割を果たすこと。やるべきことをやり、やるべきではないことはやらない。何が大事かを見極め、具体的にやりきる力を日頃から蓄えておくこと。軍師たる役割を果たすための「経営×キャリア」の学びと自律力の向上に終わりはありません。
後継者の軍師を名乗り、動き出してから20年弱。今では広く「軍師」を定義し、軍師アカデミーとして軍師の輩出そのものを自らのミッションとしています。しかし、わかることが増えれば増えるほど、わからないことも見えてくる。たぶん、この繰り返しがずっと続くのでしょう。