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2018-11-12

豊島、直島、現代アート

少し前、8月下旬の話になりますが、瀬戸内海の豊島に行ってきました。写真は、その際にディナーを楽しんだ「海のレストラン」。テラスから見える夕陽は最高♪ その夕陽を眺めながらいただく美味しい料理とお酒。ご縁をいただいたオーナーにお招きいただき、至福のひとときを堪能しました。

↑ 建物の手前にはハーブ。建物の向こうは「海」です♪

↑ 海に面したテラス席でいただくお酒♪

↑ 夕陽を浴びたイチジクの天ぷら

 

豊島には、ベネッセアートサイトに組み込まれる現代アートエリアがあります。直島、犬島、豊島の3つのエリアはベネッセや福武財団が展開する現代アート集積地として、今や世界から人が集まる場所になりました。国際芸術祭が開かれる年には70万人を超える来訪者が訪れる、とんでもない地域です。

その中核であり、現代アートの聖地とも呼ばれる「直島」は、かつて私がベネッセ(というか、福武書店時代)の社員として何度となく訪れた頃とは環境が激変しました。まさか、こんなことになろうとは・・・と思えるほどの変化です。その動きは、ソーシャルイノベーション、社会課題の解決への動きとしても注目されており、私もビジネススクール修了時の論文テーマとさせていただきました。最初から壮大でち密な計画をたてて実現した動きではなく、いろいろな要因が影響しあう中で物事が変化する「複雑系」の現象として注目し、そのマネジメントに光を当てました。そんなこともあって、このエリアには今も強い関心を持っています。

さらに、豊島の発展に注力されている経営者・オーナーとのご縁をいただき、この時の訪問が実現しました。既に豊島には豊島美術館という、「これは美術館なのか?」と素人には思えてしまうような注目のアートがあり、多くの方が訪れる地域になっています。しかし、良い意味で洗練が進む直島とは異なった素朴さ、島の空気を色濃く残していて、直島とは異なる魅力を感じることができるのも豊島の良さですね。

直島も、豊島も、犬島も、すべてそれぞれの魅力をもつ素敵な場所。これからもその変化を感じながら、楽しませていただきたいと思います。

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