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2018-11-13

WEB会議しながら想うこと

最近使い始めたWEB会議システム、ZOOMがとても便利です。Skypeよりも安定している、音質がいいという評判もあり、私の周りでも利用者が増えている仕組み。そうした相対的な評価はともかく、実際に使ってみると無料版でもかなり使い勝手がよく、仕事で頻繁に使うならば有料にする価値は十分にある仕組みだと感じます。

こうしたツールを無料もしくは安価に利用できるなんて有難いことですね。私が社会人になった頃、TV会議システムはまだ高価なものでした。私が勤めていた会社には導入されていましたが、大きな本社ビルの中で設定されているのは2つの会議室と大ホールくらいだったと記憶しています。インターネットや携帯電話、PCが普及するよりも前の話ですから、そういう仕組みは一部の企業、組織だけが使う道具でした。

それが今や個人でも中小零細企業でも気軽に用いることができるわけです。ビジネスの前提条件が変わりました。一定水準以上の通信環境さえあれば、距離の壁、時間の壁を容易に越えることができる時代です。おそらく、今からの10年では更に劇的な環境変化が起こることでしょう。既に私のような仕事スタイルの者には大きな恩恵が生まれ始めています。

これから先、運転の自動化、ドローンの普及、3Dプリント技術の発達、翻訳機能の進化・・・法規制の問題や社会全体のパラダイム転換など、人間側がどこまでついていくいくことができるのか?という懸念はあるものの、変化の幅はかなり大きくなりそうです。ワクワクする時代がやってきました。

仕事環境やそれに付随する生活環境のシバリも変わります。オフィスや働き方の常識も大きく変化するでしょうし、住む場所の条件も変わるでしょう。

私は郊外の住宅地に住んでいますが、今、日常の買い物に困ることは皆無なんですね。東京や京都にも住んでいたことがありますが、その頃よりも遥かに便利です。車でお店の前の広大な駐車場に乗りつけ、殆ど自分で歩いたり、持ち運びすることなく、買い物することができますから。程よい田舎の生活は私にとって非常に心地よいものです。ただし、高齢になり、運転がきつくなったら街中のほうが便利かな~と思っていました。元気な限り、程よく仕事しながら生きていくための形としても。でも、車の運転が自動化し、宅配も空中でドローンが家の前に持ってきてくれ、WEBを用いて世界中と仕事できる社会環境ができあがる中で、そのあたりの要因も変わってくるかもしれませんね。私の世代では間に合わないかな~と思っていたものが、実は間に合うかもしれません。

これからのワークスタイル、ライフスタイルにはいろいろな選択肢が生まれそうです。そうあって欲しいなと感じる今日この頃です。

 

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