toggle
2019-06-06

総合的に「力」を活かすために

ビジネスは多面的で、さまざまな要素が絡み合って動いています。

例えば、「事業構造」「人や組織」「おカネ」「株式」「コンプライアンス」等の問題が縦横無尽に交錯し、それらがどこかでつながりながら負の連鎖を生み出すことも珍しくありません。その構造は複雑であり、1つの問題解決が他の問題の深刻化を招くことさえあります。

全体像が見えないままに行動すると大変なことに・・・

つまり、ビジネスに対して責任ある立場となるリーダー(候補含む)や、リーダーをサポートする人は、常にビジネスの全体像を俯瞰し、複数の要素の相互関係性を考慮し、総合的な思考・行動を重ねなければならないわけですね。

ここで出てくるキーワードは「総合的」。この総合的な「力」を生み出すには、各論としての個別の知識・技術ではなく、それらを体系的に整理し、必要な場面で適切に組み合わせ、力として発揮するための土台となるものが求められます。

ところが、この力は普通に「各論としてのビジネス知識・技術」を学ぶだけでは身につきません。私自身、かつて中小企業診断士の資格取得時やビジネススクール在籍時にはさまざまな分野の知識・技術を学びました。どれも意味のあるものでしたが、そこで得てきたものは、ここでいう土台は別物。その土台に載せることで生きてくるものだったと感じています。

しかし、実際にはその大切な土台をつくるのは個人の資質次第、それぞれをとりまく環境の中で「自分で身につけるしかないもの」だと片付けられてしまうことが少なくありません。もちろん、最後はそこに行きつくのですが、学びの場をつくる側としてはできる限り土台づくりに踏み込みたい・・・そう思って、私たちは軍師アカデミーの構造をつくってきました。

個々の知識・技術をワードやエクセルのような高機能のアプリとするならば、土台となるものはOS(オペレーション・システム)。このOSそのものを強化しておかないと、いろいろな学びや経験は無駄遣い(時にはマイナスになることも・・・)になってしまいます。実際、その構造に陥っている人はとても多いと感じます。

私たちが日々学び続け、獲得する知識・技術を有効に結び付け(あるいは別物として切り分け)、全ての力をマネジメントして現実社会で活かすためのOS。

軍師アカデミーでは、そんなOSを「経営の全体像をとらえるための体系」「経営の問題と個人の問題を混在させず、総合的に解決するための体系」「経営×人生(キャリア)の価値創出のための体系」といった構造として自分に落とし込み、強くて豊かな自分を支える力を培います。

支援の基本体系を自分のOSの中に組み込むことを重視します

軍師アカデミー10年の積み重ねの中で、ビジネスの分野を問わず、学びを自分自身の日常の中で(本当の意味で)活かすことができる多様な仲間たちが次々と現れ続けたのは、このOSの強化を重視した学びがあったからだと感じる今日この頃です。

そんなOSを共有し、ともにその可能性を追究できる仲間をこれからも増やしていきたいと思います。

そういう方が増えると、きっと社会はよりよくなるし、私も成長させてもらえると信じています。引き続き、頑張ります♪

軍師アカデミー2019 オープン勉強会&説明会は東京、大阪、岡山、鳥取、熊本にて開催中です。軍師力の一部を体感していただくミニ勉強会です♪

関連記事